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けどお父様、明らかに 愛娘 の部分を強調したな。
一瞬で私を見る目が、女としての値踏みの眼差しから、媚びを売るべき子供に変化したよ。
貴方達、すでに夫がいるでしょうに。
何しているんですか。
ほんと。
ハーレムの外側で微妙な目線を送ってくる人がいるから、多分居るんだろうな、旦那さん……
それにしても、本当にお姉さま方と言ってもおかしくないくらい、身なりとかがきちんと整っている。
その人その人によっては化粧が濃いからちょっとあれだけど、七大貴族のお二人は本当に若く見える。
見た目は良い嫁さんもらってるね。
私のお父様に釘付けだけど。
「あらあら、噂通りとてもお綺麗なお子さまですわね～」
「ふうん……(若けりゃ良いってものでもないけど、手入れが行き届いてる綺麗な髪をしてるし、酷く触り心地良さそうな綺麗ないい肌してるわね。それに初々しくて可愛い動作じゃない(ﾎﾞｿﾎﾞｿ」
朗らかに笑って他の女の人と同じような賛辞を送るロリ巨乳のガイア夫人。
そして興味はそれほど無いように見えて、凄く小さな声で私を褒めた(聞こえてしまった)ダーク夫人。
……どうしよう、ダーク夫人、なんか可愛い。
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