~Ⅱ~

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「ナッ!?」 「ナニガ!?」 妖怪共はいきなりの事で驚いてる そりゃそうだ 右腕を食いちぎった奴が破裂したんだから 俺は再び竹筒を出した 煉 「こいつは火薬が入っていてな…圧迫されると爆発するようになってんだ…さっきの奴には内側から爆裂させて…もらったぜ…」 「ソレモカ?ニンゲン」 煉 「ああ…次は誰だ?…内側からだから…いてぇぞ?」 俺はそう言いながら竹筒をたくさんばらまいた 妖怪共は竹筒をかわしていたが転がってる竹筒を踏み、足が跳ぶ奴もいた 妖怪共は危険と感じたのか、逃げていった 俺は安心した その瞬間、体から力が抜け、倒れてしまった 煉 (やべ…せっかく助かってもこれじゃ……) 「あやや~変わった人間ですね。とりあえず治療出来る所に持っていきますか」 煉 (その言い方…まさか……) 俺は顔を確かめる前に意識を闇の中へと落としてしまった ……………
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