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つまり彩は、神聖なる(?)此処、紅星女子高校でぶつかり合いになった高校を調べていたのだ。
彩「『相見』は兎も角『鈴城』かぁ。またアイツが此処に遊びに来れなくなっちまったじゃん」
彩はブツブツと独り言を漏らし、その後直ぐに「まいっか」と勝手に結論を出すと、そのファイルを閉じて別の紙にその2つの学校の名前をメモした。
彩「よし!!後は、あけちゃん先生にこれを報告すれば…自由行動だああああああっ!!」
まだ会長には、パトロールという名の仕事があるが、彩にとってそれは仕事だと思っていないようだ。
因みに、彩の口から出てきた『あけちゃん先生』とは、生徒会の副担当の先生であり、彩のクラスの担任でもある。
若々しく美人な彼女は、この女子校の生徒たちからとても慕われている先生の1人である。
そして彼女には、優しい彼氏さんがいるとかいないとか…。
そんな噂がたつほど彼女は美人なのである。
彩「自由になったら何を食べよう…」
早速彩は、自由になったことを思い浮かべて口から涎を滴す。
今の彩は、食べることしか考えていなかった。
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