プロローグ

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その人物は燃えるような赤い髪をしていた。 人々は強すぎる力を持つ人物を恐れた。 彼は危害を加えられなければ動かない。 だが人々は恐れる。 勇者を召喚して戦わせても意味がないのだ。 その人物には勇者さえ叶わない。 危害を加えたら最後。 彼の炎により焼かれだけだ。 その力は神さえ恐れた。 神も転生者を次々と向かわせた。 ある者は不老不死、何でも創造できる力。現代の兵器。 だが彼には関係がない。 敵対する者は焼かれるだけだった。
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