2.過去編

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「何で?」 「何かあやふやなんだよ」 ライノラはそう言ってどこかに行ってしまった 「クレリセム…あいつはいったい何者なんだ?」 「ヴァン様と親しい仲。としかわからん」 「…過去、か」 冷屠が言い 「あの方との出会いは突然だったな」 とクレリセムは言った 「傲慢な方だと思ったな。最初は」 「ああ…昔の記憶があるが、今の自分とはまったく違っている」 「性格が変わるよな。悪狩になると」 2人は昔の話に花をさかせていた
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