あか

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"赤斗" 僕のことを呼んでいるだが、 僕の名前は北斗。 けど、赤は赤が好きだから。 物事すべて赤に関することにしてしまう。 「はい、今から報告します」 ノートを出す。 その内容には頼まれたことの調査が書かれていた。 ペラペラっと、ノートを開く。 しかし、赤は口元に手を出し、 息を吹く。 その手から、青い炎みたいなものを出す。 そのせいで報告書のノートも燃えて灰になる。 おれ自身の成果が灰になった。 赤の特殊。 手から霊玉を出すことが出来る。 その霊玉を見ることが出来る僕とその他の関係者。 「何やっているのですか?報告書が」 「だって、黒い虫がうじゃうじゃといるんだもん」
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