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「昨日の、ご無礼はお許しください。」 「それより、紹介する人がいるのではないか?」 信玄は、麗沙に目を向けた 「えっと、昨日俺様が抱えてた子です。」 「抱えてた!?」 「そうだけど?で、この子どうやら記憶が無くなってるみたいなんですよ。」 「何か、覚えている事はあるのか・・・ほんの少しでも」 何か、ないかと思い出そうとした。 1つだけあった。 「1つだけなら・・・私は、生まれてきたらいけなかったみたいなんです」 「何故?」 「真っ暗な空間に居るとき、周りから声がしたんです・・・あんたが生まれてきたせいで・・・とか」
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