始まりは雨の水曜日

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亜衣は下半身はパンツ一丁のまま、濡れたスカートをどこに干そうかと周りを見回して考えた。 「何やってんの? ころも。いいから先に着替えなよ」 「ん~? いいじゃん別に、女の子しかいないんだし」 「でもさぁ、もうすぐ来る先生は男だよ」 「あっ、そっか」 亜衣がそれに気がついたとき、ドアが開いて担任の男性教師が入って来た。
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