二人目の犠牲者

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学校に着くと、軟式テニス部の仲間たちと共に汗を流す。 お昼を少し過ぎたところで練習は終わり、そのまま仲の良い部員たちで昼食を取ってから帰宅することになった。 ちょっと昼食を取って、すぐに解散のつもりが、女の子が集まると中々そうはいかない。 気がつけば二時が来ようとしていた。 ずっと降らずに持っていた雨が、ポツリポツリと落ち始める。 そこでようやく解散となって、亜理沙は一人で駅に向かって、学校の前のバス停からバスに乗り込んだ。
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