第一話 「時間越え」

3/7
前へ
/38ページ
次へ
(;゚ω゚)「…………!!」 (´・ω・`)「首が愛おしければ、まずはその煩い口を閉じろ」 (;゚ω゚)「……は、ははは、は、は、はい」      なんだこれは。本物か?本物なのか?  外国人達が大好きな、本物の、日本刀というやつですか? (;゚ω゚)「あ、ああ、あの…」 (´・ω・`)「なんだ」 (;゚ω゚)「これ、本物ですか?」 (´・ω・`)「本物?この虎恍丸のことか?…こいつの贋があるなんて話は聞いたことないぞ」 (;゚ω゚)「えっと、じゃあやっぱりそれって人を斬れるんですか」 (´・ω・`)「さっきから何を言っているんだ、名刀虎恍丸を馬鹿にしているのか」 (;゚ω゚)「いいいやいやいや滅相もないです!」 (´・ω・`)「ふむ…」    ブーンに敵意が無いことを察し、男は刀を戻した。  涙目のブーンに少し笑いかけながら「悪かったな」と呟く。     (´・ω・`)「幾らか聞きたいことがある。答えられるな?」    顔を真っ青にしたまま、ブーンがコクコクと頷いた。  その様子を確認し、男が続ける。 (´・ω・`)「うむ。では、お前の名前はなんだ」 (;゚ω゚)「内藤…内藤ホライゾンですお。ブーンと呼んでくださいお、へへへ」 (´・ω・`)「内藤ホライゾンブーン?変わった名だな」 (´・ω・`)「それでブーン、お前のその持ち物はなんだ。武器にしてはいびつだな…あとその変な衣は南蛮のものなのか?」
/38ページ

最初のコメントを投稿しよう!

11人が本棚に入れています
本棚に追加