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はたしていつから一緒だったのかは覚えていない。 別に興味はなかった。 ただ一緒に居られればそれでよかった。 はじめてそんな人に出会えた。 あの青い春のこと。 僕はそこで初めて君とであった。 舞い落ちるピンクの花びらと 風になびくこげ茶色の細く美しい髪に 見とれてしまった。
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