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AM 06:00
ピッ、ピッ、ピッ、ピピピピピピ…
そんな目覚ましの音で俺は目覚めた。
俺は松嶋祐希(マツカワユウキ)。
今日から県立春川高校の1年だ。
まだ若干寝ぼけてる頭で洗面所に向かう。
バシャッ、バシャッ
祐「はー…ねみぃ」
俺はそう呟いて一旦部屋にもどり、真新しいブレザーに袖を通した。
そして自分の部屋を出てリビングへ向かう。
母「あら?おはよう。どうしたの?早いわねー。」
祐「…ん、はよ。雛起こし行かなきゃいけねーし。」
そう、俺は朝が苦手だ。
遅刻にならなきゃいいんだったら極限まで家で寝てたい。
でも、そうはいかないんだ。
うちのちょうど向かいの家に住んでる幼なじみ、穂高雛乃(ホダカヒナノ)は俺より朝に弱い。
一人じゃ絶対に朝は起きられないと自分で言っていた。
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