1人が本棚に入れています
本棚に追加
/18ページ
荷物を一週間分用意した19人はある港から噂島への船に乗る前に開会式が行われた。
背が高く、腕っ節も太く筋肉バカかと思うような姿をした男が話し始めた。
「えー、この度噂島へのツアーご協力いただき感謝します!!鼻糞ぽっちっちって名前だったやつです!本名は太代勝也(ただいかつや)26歳です!一週間調査探検…あと海鮮などなどたくさん食べて思い出作りましょう!!」
拍手が終わり勝也が口を開いた。
「ありがとう。ありがとう!それでは君から自己紹介頼む!」
勝也はメガネを掛けた小柄な男を指名した。
「え?僕から?…えーっと、ナンバー2番…北川嶺(きたかわれい)18歳です…よろしく」
「次やな、3番道野瀬大輝(みちのせひろき)っちゅうもんです、カワイコ探しに来たで~思い出作ろな~」
タンクトップにサングラス、腕にはジャラジャラと暑苦しいものをつけたチャラそうな男だ。
最初のコメントを投稿しよう!