プロローグ

2/5
前へ
/29ページ
次へ
2012年のとある日 僕は固まった。 自分の携帯を見て固まった。 水ぽちゃして壊れてしまった前の携帯と代わりばんこできた我が相棒。 携帯のケイ君二世。 一世と違ってとてもスマートになってそんなので大丈夫なのか?栄養ちゃんととらないと駄目だぞ。 とか、少々脳内が混乱して関係無いことに思考がいってしまったようだ。 ……とりあえず落ち着け、落ち着くんだ僕。 深呼吸をして、改めて画面を見る。 先程と何一つ変わらない文面がそこにはあった。とても簡潔に、それでいて衝撃的なメール。 『本日20時36分、巨大隕石により地球滅びる』と。
/29ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加