ある日の戦闘 2

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「君の事だから~、愚の骨頂ぅ~とか、考えてるんでしょ~?」 この時、僕はドキッとしたよ 恐怖でね 「君は今から三分後に~、この瓶を開けて~、麻痺を解くんだよ~」 天泉先輩の赤い目が僕の顔を覗き込み、視線が交差する すると、天泉先輩は小さく笑い、僕の前に黄緑色をした小さな瓶を投げた 「わかりました・・・」 僕の意思とはいえ関係なく、勝手に出てしまう いや、出されてしまう言葉 これが『催眠術』の力か・・・
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