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「君の事だから~、愚の骨頂ぅ~とか、考えてるんでしょ~?」
この時、僕はドキッとしたよ
恐怖でね
「君は今から三分後に~、この瓶を開けて~、麻痺を解くんだよ~」
天泉先輩の赤い目が僕の顔を覗き込み、視線が交差する
すると、天泉先輩は小さく笑い、僕の前に黄緑色をした小さな瓶を投げた
「わかりました・・・」
僕の意思とはいえ関係なく、勝手に出てしまう
いや、出されてしまう言葉
これが『催眠術』の力か・・・
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