ある日の暇潰し

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土雲はそっと手を位置の低い天泉の頭に乗せて、軽く撫でる 「土雲~?」 「命は本当にアホね」 土雲はクスッと笑って見せた 天泉以外には見せない、いや、魅せない表情で 「あ、今僕のことバカにした~?」 「いつものことよ」 少し頬を膨らました天泉に、また本を開いて素っ気なく返す これがいつもの風景
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