先代ネコのお話

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我が家で今、生活しているおネコさんたちは現在三匹です。 順番に紹介していきますが、その前に天に召されて旅立った、先代の話をさせて下さい。 家で一番最初に飼ったネコはマリアという白いオス猫だったそうです。 私は小さかったのでよく覚えていませんが、私がしっぽを掴み振り回したりして、それが嫌で家出してしまったそうなのです。 何ということを、子どもの頃の私。 話でしか覚えていないマリアを、私は最近までメスだと思ってました。 だってマリアって(笑) 名付けはアニメ好きな家の母でした。因みに、同じくらいの時期に飼っていた犬はアムロと言いました(苦笑) 何にせよ、とっても可哀相なことをしてしまったと後悔の限りです。 次にネコを飼ったのは私が小3の時でした。 東京と青森で別々に暮らしていた私と母。 東京で飼えなくなった母が連れてきたのがジジさんでした。 3歳のオスのとら猫、ジジさん。とら猫なのにジジ。黒くないのにジジ。名付けをしたのは誰か、言うまでもありません。 母です。 因みに家は母子家庭なので、父は存在しません。私はお祖母ちゃんに育てられ、二人きりで生活してきました。今もそうです。 なので母がジジさんを置いて東京に帰ってしまうと、私とジジさんの果てしない攻防戦が始まりました(笑) 子ども嫌いのジジさん対仲良くなりたい小3の私。 一生懸命構ってましたが、哀れ小3、それはいじめているのと同じだよ(爆) 「潔く逝って良し!!」な感じでした。おバカさんめ。 ジジさんはあまりネコっぽく無いおネコさんでした。 絶対にジジさんは自分のこと人間だと思っていたと思います。 ジジさんは捨て猫でママが東京で拾って、育てていたおネコさんでした。雑種のみなしごなのにとても男前なおネコさんでした。 けっこう長生きして20歳まで生きたんですよ。年を取る前は、よく食べよく寝て、かなり肥満体メタボリックシンドローム、AER YOU OK?な感じでしたが、死ぬ間際はもう骨と皮だけという風体でした。 これから先も、ある日のジジさんという題で出てくるので、ジジさんを覚えて置いて下さい。 第一章はとりあえずここまでとなります。付き合ってくれた方、貴方は優しい方です、ありがたや。次の章もよろしくです!
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