その0

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     Miyoshi―side 母さんのことは正直まったく覚えていない まぁ当時の歳を考えるとしょうがないけどね 小学二、三年の時かな 俺は親父に違和感を覚えた というか ―あぁ、俺って愛されてないんだなっ― って気づいた 母さんの死んだ理由も、クラスの奴らから聞いたぐらいだ 俺は何も教えてもらえていなかった バカな俺は親父に母さんの死を尋ねた 親父から出てきた言葉は俺を突き刺した ―あいつがまだ小さかったお前をほっとくと思うか?お前はあいつが殺された時、あいつと一緒にいたんだ― 俺はその時から親父とうまくいかなくなった  
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