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翌日。
俺は携帯ショップの前にいた。
そう、つまり携帯を選びに来たのである。
俺はあの後も拒否したのだが、挙句の果てには俺の家まで来ると言い始めたので、しょうがなく行くことに。
まったく、アイツは何がしたいんだ……。
「おまたせ!!」
と、突如高い昨日聞いたばかりの声が聞こえる。
「ああ、やっと来たか」
「ごめんね。でも時間には間に合ったでしょ?」
「ん、まあな」
俺は彼女の私服に目がいってしまった。
その服は、穏やかな花畑が似合いそうな服装であった。
「それじゃ入ろっか」
「お、おう」
何を俺は緊張してるんだ……。
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