0人が本棚に入れています
本棚に追加
/17ページ
「なんだ、早くしろ。」
「その、魔導は・・・ちょっと。」
「なんだ、聞こえんぞ。」
(はぁ、やっぱりか。)
「僕、魔導が・・・その・・・使えません。」
「なんだと!?お前、ならなぜこの試験を」
「試験内容を読み間違えました・・・」
「ええい!ならばここにいたら邪魔だ!とっとと帰れ!」
「はい・・・」
「まだ帰るには早ぇえぞ。」
声の方向、ここから数メートル先に一人の青年が立っていた。
最初のコメントを投稿しよう!