第二節 絆と力
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「こ、これって!」 「そうっ!!俺はハルバニア聖学園二年、焔シュウってんだ。」 名前と同じ真っ赤な髪をボサボサに伸ばし、金色をした瞳を持つ青年。服はボロボロで、あまり裕福そうとは言えない風貌。 「えっと、学園の生徒がどうして?」 「いやな、臨時の試験官してくれって言われてよ。」 「それで、僕になにか・・・」 「暇だから闘え。」
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