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ふいをつかれたのか化け物も怯んだが、すぐにこちらを向き威嚇し始めた
俺は刀をおもいっきり化け物めがけ降り下ろした
以外にも脆く、骨が砕けるような音と化け物の悲鳴にも聞こえる雄叫びが武道場に響いた
片腕をかばって怯んでいるところを和樹が止めだと思わんばかりに追撃しようとしたとき
化け物は先程までとは比べ物にならない速さでそれをよけ、和樹に向かってきた
『和樹あぶな……』
俺のの叫んだと同時に化け物は口をあけ噛みつこうとしていた
和樹は待ってましたと言わんばかりに下から刀を振り上げた
見事化け物の顔面をとらえ、その一撃で顎の骨が砕ける音とともに唸り声をあげながらその巨体は倒れた
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