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武道場の扉を開け、俺は教官室に向かった
部屋をあけると、奥に刀がかかってあった
それは先代の先生が型などで使っていた模造刀
先生お借りします
と、一礼してから刀を取った
和樹も刀を見つけたらしく、大事そうに持っていた
「あぁどうしよう
なぁ、どうすればいいんだよ!
なんなんだよさっきの悲鳴は?!」
さっきの悲鳴を聞いたせいなのかかなりパニックになっていた
いやこれが普通なんだろう
こんな状況なのに落ち着いている自分のほうがどうかしてると思った
周りからは悲鳴と獣の鳴くような叫び声が聞こえてる
そしてそれが近づいて来たのがわかった
俺は和樹を引っ張り部室へ身を隠した
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