2#ヤンバルクイナ、カモノハシを見つける

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 「なあに?!イリオモテヤマネコさん、いきなり声をあげて・・・」  「このカモノハシを、元いる故郷の島に帰そうかぁ。」  「どうやって?」  「運んで。」  「誰が運ぶの?」  「鳥が。」「ぼ・・・あたしが?あたしちっこいよ!?カモノハシより。運べないよぉ!」  ノグチゲラのフテンは、ひどく困惑した。  「んーと・・・じゃあ、わんにん(僕が)・・・」  「えーーーーっ!!ヤンバルクイナのお前が?!」  「うん、そうだよ。だってわんねー(僕は)、鳥じゃね?!」  
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