紳士の弱味

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~比呂士side~ 昼休み 仁王君に用があったので クラスまで行ってみると クラス「あぁ 仁王ならいないぜ」 クラスB「また屋上だろ」 私はお礼を言って 屋上に行きました 屋上からは 仁王君の話し声が 「独りじゃないのでしょうか」 そう思い 引き返そうとしたとき (なな さんの声?) そう思った私は 少しだけ 屋上のドアを開けました やはり なな さん! ですが なぜ ななさんと 仁王君が? 立ち聞きは 良くないことなのですが 少し気になって 聞いてしまいました すると なな「好きだ!」 顔を真っ赤にして 仁王君に 「好きだ!」 なんて 告白みたいじゃないですか 私は 胸が苦しくなり 走って 教室に戻りました 正直、 あのあとの記憶は ありません 気づいたら 部活でした ……
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