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プロローグ 〜はじまりのおわり〜
私がこの恋を痛い思い出として、
昔のことよと笑う事ができる
理解ある大人になるまで随分と長い時間がかかった。
それは彼のことを引きずってるからとか
未練があるとかではなくて
想い出としてしまってしまうには勿体ないくらい
私の人生の中で素敵な時間だったから。
ある人はそんな恋なんて不幸せだと言うかもしれない。
またある人は無かったことにしなよと言われるかもしれない。
でも若い頃の恋愛なんてそんなモノだと思わない?
皆、人には言えない恋愛のひとつやふたつ
経験して、隠してるものよ。
そう、これはある女の
隠しておきたい素敵な秘密の時間
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