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花蓮さんの気が変わらないうちに質問をしてしまう事にしよう。
「花蓮さん。先週末の休日にさ、公園にいなかったかな?」
「あら? それがどうかしたの? というかアナタがなんで私の行動を知ってるのかしら。もしかしてストーカー?」
「ち、違います。たまたま公園に俺が行ったら花蓮さんが居たんですよ」
「そうなの? まぁいいわ。今は信じてあげる」
うん、取りあえず花蓮さんの言葉の暴力には屈しないで、話を続けよう。
「それでさ、その時に花蓮さんが子猫と喋ってた様に見えたんだけど。まさかそんな事ないよね?」
「えっ?」
あれ? なにその花蓮さんの知られちゃいけない秘密を知られてしまった時みたいな表情。
これは‥‥‥マジで?
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