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「取りあえず最初からアンタに手伝わせるつもりで、放課後になにもしてないか聞いたりしたんだけど。アンタが放課後ニートで本当に助かったわ」
「放課後ニートってなんなんですか」
いや、言葉のニュアンス的に理解は出来るんだけどさ。
思わず聞かずにはいられなかったよ。
「ニートという最終形態に片足を突っ込んだ、言うならばニートに羽化するのを待つサナギ状態ね」
「もうそれじゃニートになるの確定じゃないですか」
サナギにまでなってるんなら、もう救い用無くない?
「だから心優しい私がなんとかしてあげようと思ったのよ」
「えっ?」
心優しい、誰が?
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