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花蓮さんのお手伝いをすると決めた日から数日たって夏休みに突入するまで後ちょっとという日差しが相も変わらずすさまじいある日。
特にまだ花蓮さんからお手伝いの要請が無いからなにもしてないんだけれど。
お手伝いをすると花蓮さんに伝えた日、俺の中ではお手伝い同盟始まりの日と呼んでるんだけど。
その日から花蓮さんが俺にぴったりくっついて来るようになった。
実は今、昼休みで食堂にいるんだけど。
花蓮さんは俺の隣の椅子に座りながら、俺がカレーを食べてる姿を凝視している状態だ。
何度かそんな状態が耐えられなくなって、花蓮さんに言ってみたんだけど。
『下僕の事を詳しく知るのがご主人様としての役目なの』
と花蓮さんには一蹴されてしまった。
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