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「そうそう。そんな変態野郎なんかと一緒にいるとバカが移るよ? だからそんなバカほっといて、俺と楽しい時間を過ごそうよ」
詩織のおっぱいが発する魔力に打ち勝とうと努力していると、突如キザッぽい不愉快な声が聞こえてきた。
「成井。お前なんの用だよ」
「君に用なんてないよ。俺はこの可愛い2人の女の子に用があるんだ」
いつ見てもムカつく野郎だ。
あぁ、このムカつくキザ野郎の名前は成井。
簡単に言うと女好きのむっつりスケベだ。
「おいむっつりスケベ。なに詩織の胸をチラ見してんだよ」
「ち、チラ見なんてしてねえよ!」
「カッコつけながら胸をチラ見ですか、やだやだ、これだからむっつりは困る」
隣に座ってる花蓮さんから「アンタが言っても説得力ないわよ」と言われたけど、気にしない気にしない。
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