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「俺の事はいいんだよ。詩織はどうだったんだ?」
「えっと、普通だったよ」
「そうか。オール5だったか」
さすが詩織、俺に出来ない事を平然とやってのける。そこに痺れる憧れる。
「ひー君も本当は頭良いんだから、頑張れば成績も良くなるのに」
「いいんだよ。俺は保健体育さえ出来れば」
俺は得意科目さえ出来ればいいんだ。
「もう勿体無いんだから。でもひー君らしいと思うけど」
「俺らしいってなんだよ」
「うーん。ちょっぴりHな所、かな?」
俺らしさ=ちょっぴりHな所。
詩織は悪気なく言ってるんだろうけど、なんかさっきから心になにか突き刺さるんだよな。
でも俺がエロい事は否定しないけど。
俺からエロい事を楽しむことを抜いたら内臓しか残らないよ。
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