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俺がしっかり詩織を撫で上げたおかげで、撫で上げたって表現はなんか卑猥だな。
いやもちろん頭を撫でただけだから、決して愛撫をした訳じゃないから。
落ち着いた詩織を取りあえず自分の席に座らせ、俺は花蓮さんの席に向かう。
今の詩織から聞いた話を伝える為に。
「花蓮さん。ちょっといい?」
「奇遇ね。私も緋地に話があるのよ」
今から話す内容は誰にも聞かれたくない為、俺は花蓮さんを促して廊下に向かう。
廊下には幸い誰にも居なかったので安心して話が出来る。
後は先生に廊下に出てる事がバレない様に素早く用件を話してしまおう。
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