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「それじゃ花蓮さん。そろそろ本題に入ろうか」
「あんな事があったのに、平然と話を進めようとするその根性凄いわね。さすが羞恥心を捨て去ったクズ虫だわ」
「それはさすがに言いすぎだよ」
俺、別にクズと呼ばれる様な事はしてないし。
「女の子の部屋に入った事で興奮して、私のベッドはおろか、下着まで凌辱しようとした人間がクズじゃないと?」
「俺はとんでもないクズ野郎でした」
他人から自分がした事を言われると、もう自分が救いようのない変態に思えて仕方ないよ。
そんな事は全然ないのに。
ただ俺は自分の欲望にちょっとだけ正直なだけなんだけどな。
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