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「花蓮さん? そろそろ俺の耳が外れちゃうかもしれないから、手を離してほしいんだけど」
「あら。アンタみたいな変態にも耳は必要なんだ」
「必要だよ、必要に決まってるじゃないか!」
なんで花蓮さんは俺の耳が切れてほしい的な顔をしてるんだろう。
あぁ、なんか耳を引っ張る力が少し強くなった。
さすがの俺もここまでの痛みを快感に変える力は持ってない。
ちょっとだけ花蓮さんの罵声が心地よくはなってきてるけど‥‥‥あれ? なんか俺、変な性感が増えてる?
そ、そのうち痛みも喜びに変えれる様になったりして。
ダメだダメだ、さすがにそこまで言ったら人としてなにかおかしい事になりそうな気がする。
耐えよう、しっかり耐えよう。
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