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自分がグレーゾーンって事に落ち着いて、なんとか自我を保ちながら、今度こそ花蓮さんと目的の場所に向かう。
なんだか今から本題に入るし、ちょっとばかり真面目にしよう。
花蓮さんに少しばかり聞きたい事もあるし。
「花蓮さん。猫の容態はどんな感じ？」
「しっかり処置したから大丈夫よ。命に別状はないわ」
「そっか。じゃあ詩織に報告しておくよ」
詩織も猫の容態を気にしてたからな。
「葛西さんには感謝しないと。あの子が直ぐに連れてきてくれたから、猫は助かったのよ」
「そっか。それを聞いたら詩織も喜ぶよ」
猫も元気になりそうだし、花蓮さんと話をしてたら、不意に胸元を見てしまって、控え目な谷間を見て俺のキングダムも元気になりそうだし。
もうどうしましょう。
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