パトロールタイムのスタート

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「あ、あの。俺と詩織は別にそういう関係じゃないですよ」 「いいからいいから。なんなら今からヤって来てもいいのよ?」 ダメだこりゃ、詩織さんのお母さんが強者すぎる。 俺なんかじゃ全く相手にならない。 「うふふ。そうだ緋地君。詩織の準備もしばらくかかりそうだし、中に入りなさい」 「い、いいですよ。お構いなく」 ここで詩織のお母さんに捕まったら、詩織の準備が終わるまで質問という名の辱しめを受ける事になる。 「遠慮なくてしなくていいから、あがりなさい」 「‥‥‥はい」 しかし、俺なんかじゃ詩織のお母さんに敵う訳もなく。 詩織のお家にお邪魔する事になってしまった。 俺、どうなるんだろう。
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