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雲が全くない、素晴らしい、これぞ正しく快晴という天気の下、俺は登校している。
しかし、もう少し気温は上がってほしい。
「そうすれば制服女子のYシャツが汗で透けて、透けブラチャンスがあるのに」
「ひー君。またそんなHな事を平然と言ってる。恥ずかしいから止めてよ」
俺を『ひー君』と呼んだ隣を歩くミディアムの茶髪の女の子の名前は葛西 詩織。
いわゆる幼なじみって間柄だ。
ちなみに詩織の言う『ひー君』とは俺の事で、詩織が着けた俺のあだ名みたいな物だ。
俺の名前は詩倉 緋地(しくら ひいち)、『ひいち』から『ひ』だけを取って『ひー君』となった訳。
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