1851人が本棚に入れています
本棚に追加
花蓮さんを先導して走る事数分。
目の前に空き地が見えてきた。
そこには黒いレインコートを着た人間と逃げ惑う猫達。。
そしてレインコート野郎の手にはなにやら光る物体。
これはビンゴなんじゃないだろうか。
「詩織さん?」
「えぇ。急ぎましょう」
詩織さんと一緒に全力疾走。
そしてそのまま俺は黒いレインコート野郎にタックルする。
「お前なにしてやがるんだ!」
黒いレインコート野郎の上に跨がり、顔を隠す様に被っているフードを外そうとする。
しかしその瞬間、
「‥‥‥!?」
相手が無理矢理暴れ、俺の拘束を解いて、レインコート野郎は逃げ出してしまった。
最初のコメントを投稿しよう!