遂に見つけました!

12/25
前へ
/249ページ
次へ
花蓮さんを先導して走る事数分。 目の前に空き地が見えてきた。 そこには黒いレインコートを着た人間と逃げ惑う猫達。。 そしてレインコート野郎の手にはなにやら光る物体。 これはビンゴなんじゃないだろうか。 「詩織さん?」 「えぇ。急ぎましょう」 詩織さんと一緒に全力疾走。 そしてそのまま俺は黒いレインコート野郎にタックルする。 「お前なにしてやがるんだ!」 黒いレインコート野郎の上に跨がり、顔を隠す様に被っているフードを外そうとする。 しかしその瞬間、 「‥‥‥!?」 相手が無理矢理暴れ、俺の拘束を解いて、レインコート野郎は逃げ出してしまった。
/249ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1851人が本棚に入れています
本棚に追加