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どうしよう、アイツを追いかけようか。
でも猫達も気になるし、俺はどうすればいいんだ。
「緋地!猫達に怪我はないわ。アイツを追いかけましょう」
「は、はい」
花蓮さん頼りになるぜ、さすが自称俺のご主人様。
ちゃんと俺のやるべき事を示してくれる。
よし!こうなったら、もう意地でもあの野郎を捕まえてやるぜ。
猫達も無事だと分かって心配材料は無くなったからな。
ようやく、見つけたんだ、絶対にあの野郎を逃がさない。
こんなに一生懸命に走るのはいつぶりだろう。
多分、小学生の時にどこかの家から飛ばされたブラジャーを追いかけた時以来だな。
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