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「そう。なら緋地は今から私の下僕だからね」
俺とちーちゃんはそんな言葉を最後に別れて、もうずっと会ってない。
そんな懐かしい光景を第三者目線で見てるって事は、これは夢なんだろうな。
それにしてもちーちゃんは今どこでなにをやってるんだろう。
久しぶりに会いたいな‥‥‥
※
「‥‥‥んんん」
目を開けて最初に飛び込んできたのは真っ白な天井。
ここは一体どこだ?
体を起こして周りを確認してみる。
ふむ、大きい部屋にベッドが複数ある。
うん、ここは間違いなく病院だね。
でもなんで俺は病院なんかにいるんだろう。
取りあえず意味が分からないので、病室を出て確認してみようとしたけど、そうした瞬間に左足の腿に激しい痛みが走った。
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