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「ちょっと思いの外シャーペンの種類が沢山あって、悩んじゃってさ」
「うん。確かに沢山の種類があるよね。私も種類が沢山あって迷っちゃうよ」
なんだか嬉しそうに言いながら詩織は再びシャーペン選びを再開する。
ふぅ、なんとか誤魔化せた。
それじゃ俺もシャーペン選びをしながら‥‥‥チラッとね。
しかし、
「‥‥‥ひー君?」
また詩織に声をかけられる。
ちょっと露骨に見すぎたか?
詩織になにを言われるかヒヤヒヤしながら、詩織の言葉を待つ。
「ひー君?」
「う、うん?」
「このシャーペンどうかな?」
「えっ?」
ドキドキしてた待ってたけど、詩織の口からは予想外の言葉が聞こえてきた。
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