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「ひー君!? 鼻血出てるよ? 大丈夫!?」
「詩織。これは幸せの鼻血といって、幸せな物、すなわち最高のおっぱいを見ると出てくる‥‥‥ごふっ!」
俺は見てしまった、心配そうに俺を見ている詩織が。
恐らく無意識なんだろうが、腕で胸を強調しやがった。
反則だぜ、水着状態で腕で胸を強調するように挟むなんて。
だが、いつまでも鼻血を出し放しなのは良くない。
この様な時の為に持っていたティッシュを鼻に詰めて、落ち着く努力をする。
その努力が実ったのか、ちょっとだけ落ち着く事が出来た。
後は詩織にその水着を手に入れてもらう。
それで俺の水着売り場でのミッションは終了だ。
「詩織。その水着は是非買うべきだ。なんなら俺が買ってもいいぞ」
「さっきもシャーペン買ってもらったし、さすがに水着代まで出してもらうのは申し訳ないよ」
いや、全然申し訳なくないんだ。
むしろ水着姿を見せてくれてありがとうというお礼なんだ。
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