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腐った死体が消えてから20年の月日が経った
街はあいかわらず綺麗で清潔感に溢れ 自然と調和の取れた街をしていた
そしてその町の住民は
美しい男女と ガタイのいい合金のロボットとショカー大幹部を名乗れそうなモンスターがいた
何故こうなったのかというと ここ1世紀半で というかかなり早い段階で
サブカルチャーが ちゃんとした文化になっているということが 街をここまで変えている
アニメや漫画といった娯楽は ゾンビたちの間では早い段階で受け入れられており
整形革命以前の段階で 義手や義足は 漫画にでてくるロボットの腕をモチーフにしたものが既に出回っていた
なぜ全身整形が簡単に受け入れられたかといのも、すでにコスプレという文化が かなりメジャーになっていたというのが
大きな理由である。 キグルミという文化は ファッション誌の一面を飾る一つのファッションとして確立していたのである
ここは アジアの島国の サウザントリーフ県 ここは毎年8月と12月になると
1ヶ月間 その県の住民が 県全体を開放し、 創作意欲に飛んだゾンビ達が自分たちの
自作の漫画やアニメやフィギュアなどを販売する
この期間中は町の住民は コスプレをして過ごす
そして街中の至る所で 即売会が起きており 県全体がコミケ会場という自体になっている
まさに、その筋のゾンビたちにとって 聖地 とよばれている
そのせいもあってか、アニメや漫画のキャラになりたいと願うゾンビは多く
全身整形技術を人間に近づけないで ロボットや怪獣に近づける者も多い
実は私も イナマンの姿でいたいと思っているが内緒だ
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