コトリバコ【恐い系】

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M「俺は怒ってますよ。俺の父もね。 M「ただ、顔も知らない先祖の約束を守り続けないといけないって言うのは、 M「相当酷な話だというのも分かります。 M「逃げ出したいって気持ちも。俺だってそうでしたから。 M「俺だってあの日、箱を見ただけで逃げ出したかった。 M「わずかな時間のことだったのに、本気で逃げようかと思った。 M「アレを下手すれば十数年、下手すれば何十年保管するなんてどれだけ怖いのか M「でも、もしこういったことがここ全体で起きてるのだとしたら M「残りの箱の処理に関しても問題が起きます。 M「Sはたまたま、本当にたまたま箱に近づかなかったっていうだけで M「たまたま、本当に偶然あの日俺と会うことになってたってだけで・・・ M「もしかしたらSは死んでたかもしれない。 M「そして、もしかしたら他の箱で被害がでているかもしれない。 M「だから、なぜこういうことになってたのか話していただけませんか? M「それとこいつ(Kのこと)はその場に居た「女」です。もちろん子供を生める体です。 M「部外者ではないです。被害者です。 M「それとこいつは(俺のことです)、部外者かもしれませんが、そうでもないかもしれません。 M「こいつの名前は◎○です。ここらじゃそうそうある苗字じゃないですよね?◎○です。 俺はなんのことやら分からなかったです。ただJさんが俺の方をみて 「あぁ・・そうかぁ・・・」って
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