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呂布「!そ、それは・・・。」
惇「私は少なくとも貴方が劉備を裏切ったわけではないと思っています。」
呂布「なぜだ?」
惇「簡単な事です。貴方は劉備の事を悪いやつではないと思っているからではないですか?」
呂布「・・・そうだな。もともと、張飛の奴が俺達の馬を数頭盗んだ事から始まったんだ。」
呂布「それにかこつけて陳宮の奴は俺に何も言わずに兵を出したんだ。」
呂布「あの時点で俺には奴を止める術は無かった。既に陳宮は軍部のほとんどを掌握していて俺が動かせたのはほんの数十人くらいしかいなかった。」
惇「それは他の諸将の人もですか?」
呂布「いや、高順と張遼は俺と昔からの付き合いがあるから最後まで俺についてきてくれていた。だが・・・。」
惇「他の諸将は違った。」
呂布「そうだ。」
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