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しばらくして、麻は落ち着きを取り戻した。
「ねぇ、なんで拗ねてたの?」
「それは‥」
今日、迎えにいったこと。
麻が男の子に悩み相談して、頭を撫でられてたこと。
そのときの気持ちと、気づいたら家にいたこと。
全てを話した。
「朱音ちゃんって、相変わらず嫉妬深いね」
「ごめんなさい…」
「あの子はただの友達だし、頭撫でられるとか、日常茶飯事」
「はい…」
「それに、迎えにくるなら、連絡くらいして」
「はい…すみませんでした」
「わかればよし
ご飯にしよ?」
麻は朱音の頭を撫でると、立ち上がり、晩飯の準備を始めた。
朱音はソファーで三角座り…反省モード中…
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