神崎朱音のepisode.2

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今日は平日… 学校とバイトに行ってかえってきた朱音は、いつにも増してふらふらで帰ってきた… 「おかえり…大丈夫?」 「ただいまー…大丈夫くないかもー」 「やめてよ、もう」 朱音が自嘲気味に言うと、 麻からは悲しそうな声が帰ってくる。 (ホンマ、愛されとんな…) ぽんぽんと頭を撫でてあげると、少し機嫌を取り戻す。 「ご飯、出来てるよ?」 「おー、食べる 食べて風呂入って寝よ」 「うち、今日は遅めに寝るよ?」 「んじゃ、寝るとこまで一緒な」 「うん…って、お風呂も!?」 「気付くん遅い。はい、決定」 「ぁ、あかにゃ~ん…」 今日もおいしい食事。 いつまで続くかわからないこの幸せ。 朱音は毎日、しみじみと感じていた…
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