10人が本棚に入れています
本棚に追加
朱音はベッドに入ると、色々考えていた。
麻と音信不通になったら?
麻がうちを好きじゃないと言ったら?
うちが麻を好きじゃなくなったら?
考えてる間に朱音は寝てしまった…
深夜12時ぐらいのこと、朱音が急に起き上がった。
様子がおかしい…
「あかにゃん?起きたの?」
口をパクパクさせて、何か言っている‥
「息が、出来、ない」
「え!?
落ち着いて、深呼吸して」
試みてみるが、肺が空気を受け入れず、すぐに出てしまう。
く首を振って無理と朱音は意思表示。
「やめてよ…
ゆっくり呼吸するんだよ」
「呼吸って、どうするの?」
「空気を吸って吐くんだよ
大丈夫、しゃべれてるんだから」
最初のコメントを投稿しよう!