神崎朱音のepisode.1

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しばらくすると、 美味しそうな匂いが部屋を充満させる。 匂いに惹かれるように朱音が台所に向かうと、そこに料理する麻の姿… (ホンマ、立派な嫁さんやな なんか、新婚さんみたい♪) 「ん? 朱音ちゃん、どうしたの?」 「えと‥今日はなんかな思て」 とっさに思い浮かんだ言葉を言う 「今日は、朱音ちゃんの大好きなオムライスとコンソメスープ ちゃんと、野菜も食べなさいよ?」 「はぁい」と、緩い返事をしながら、後ろからふんわり抱きつく
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