初恋スピード

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宮澤「あー…やばい! 佐江今ね、幸せすぎて死ねる(笑)」 柏木「いやいやいやっ」 宮澤「ふはっ(笑)そのオーバーなリアクションも最高に可愛いっ」 柏木「か、可愛くないです//」 正直、こんなに褒められたことがない私は 内心すごく喜んでいたりもする← しかも相手が、ついさっき初恋した人だし 無言が続くなか、なんだか耐えきれなくなって 柏木「あ、の」 宮澤「んー?」 私は気になってたことを聞いてみることにした。 柏木「何で、今日に限ってこんなとこで1人で?」 そう。私は思い出したの← 何で聞き覚えのある名前なのかというと 彼女はクラスでも、と言うか 全校生徒からも先生からも超がつくほどの人気者で 1人で何かをしてるとこなんて見たことがないくらい有名 …らしい← 宮澤「あー…えーと//」 俯いて急に黙りこむ宮澤さん。 髪の隙間から見える耳は真っ赤で 何か胸がきゅんとなった。
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